ふとん作りの実際
1、希望のふとんをイメージする
誰のふとん?: 敷ふとん、掛ふとん、ベビー、ジュニア、etc…。
大きさと用途?:シングル、ダブル、~サイズは自由です。
2、生地選び
ふとんのイメージに合わせて探してください。
生地の要尺:作るふとんの長さ×2+縫い代=生地量です。
(シングル敷ふとん、生地幅105cm以上の場合)
サイズ表を参考にしてください。
生地縫製とワタ仕立てのための糸と針を用意します。
(下の説明をごらんください)
3、ワタ選び
掛ふとんは風合いと柔らかさで選びます。
敷ふとんは弾力と吸水性で選びます。
柔らかさと弾力性、それに価格は必ずしも比例しませんので
プロの寝具店に相談するのもおすすめです。
4、ふとん作り
自作を楽しむ:
工程は:綿入れ→返し→くけ→とじ―出来上がり です。
生地、ワタの他:くけ針、とじ針、くけ糸、とじ糸―を使います。
これらはワタを購入するとき相談してください。
最近はふとんを作る方が少ないためすぐ間に合わないこともあります。
大きな洋裁売り場などでも販売しています。
掛ふとんは平らに、敷ふとんはやや中央を厚めに入れますが
ワタの張り方は皆さん工夫しながら作っています。
昔は母から娘へと伝承されてきたものですから、けして難しいものではありませんが、
作っているところを見る機会を作ることが一番です。
馴染みの寝具店に相談するか、ワークショップ(別掲)に参加することをおすすめします。
寝具店に制作を依頼する:
ふとん作りには約6畳のスペースが必要です。
また、予備知識なしには取り掛かれないものです。
作る自信がない場合は仕立てのみプロに依頼することもできます。
糸と針を用意する
制作にあったって生地、ワタ、のほか
あらかじめ用意するものは次の4点です。
1、生地を縫うための縫製糸
2、ふとんを綴じるためのとじ糸
3、くけるためのくけ針
4、閉じるためのとじ針
〇ワークショップなどでは用意してあります。